くらしくらぶの実例紹介

#02山鼻の家

山鼻の家

「土地も家も、どっちもゆずれないから」

Nさんが家づくりを考え始めたのは結婚がきっかけです。独身時代に購入したマンションを売却して一戸建てに住み替えようと、最初に足を運んだのがハウスメーカーのモデルハウスが建ち並ぶ住宅展示場。「話を聞くと家の金額があまりに高くて、現実的じゃなかったですね。それに、家より先に土地を見つけないと話も進まないとわかったので、まずは土地探しから始めました」。
住んでいたマンション周辺が気に入っていたNさんは、土地探しも近隣エリアに限定。並行して知人に建築会社を紹介してもらうなど、自分たちが好きな家、魅力を感じる家を求めて熱心に情報収集もしました。その過程で「ふたりの好みど真ん中!コレだと思える家に出合ったんです。あとでわかったのですが、その家のキッチンや家具をつくっていたのが、平岡ベースの松山さんでした」。
ところがこのときは、希望エリアでその家を建てるには予算オーバーということで泣く泣く断念。住みたい場所で好きな家を実現することの難しさに直面します。「土地も重要だけど、それ以上に家の住み心地が大事でしょ?と言われたりもしたのですが、住み慣れた場所を離れたくなくて、どうしても譲れなくて…」。建物に関しては仕切り直し。予算内で実現してくれそうな会社を探してみることに。

山鼻の家

「悩んで調べて、たどり着いた平岡ベース」

それからほどなくNさんは自分たちの希望を叶えてくれそうな建築会社と出合います。「実際に建てた家を見るとなかなかいい感じでしたし、好きなイメージに近づけてくれるということでした。あとは土地さえ見つかれば、というところまで話は進んだのですが……」。
それから1カ月、2か月、3カ月が経っても肝心の土地が決まりません。悶々とした時間を過ごすなか、Nさんは「これだ!」とひと目惚れしながら、予算の関係で諦めた家のことを思い出します。「その家のどこに惹かれたのかといえば、一番はキッチンでした。どこで作っているのか気になってインターネットで調べたら、平岡ベースにたどり着いたんです」。電話やメールで問い合わせるより、とにかく直接行ってみようと、Nさんはその足で平岡ベースを訪ねます。「その日ちょうど松山さんがいて、これまでの経緯や家のこと、包み隠さず全部話しました。そしたら、キッチンだけじゃなく家づくりの相談もできるって言うじゃないですか。しかも、要望に合わせて設計と施工のベストな組み合わせを提案してもらえるなんて、そういう方法があったのかと目からウロコでした」。足踏み状態が続いていたときに平岡ベースと出合ったことで、Nさんの家づくりは大きく動き始めます。

山鼻の家

「わが家のための最強チームでした」

話を進めていた建築会社には正式に断りをいれて、気持ちも新たにリスタート。それからほどなく土地も見つかり、いよいよ平岡ベースでの家づくりが本格化します。「松山さんとは話して、話して、膨大なメールをやりとりして、分からないことや不安なことも全部伝えて溝を埋めていきました。設計の杉山さんや工事の新栄工建さんにも、その辺のことはちゃんと伝わっていたので、安心してお任せできましたね」。
Nさんが希望したのは“木を使いながらもスッキリ洗練された空間づくり”。塗り壁に無垢の床、木製サッシに階段まわりのアイアンなど、素材も事細かにリクエストしたそうです。「設計や現場の方に直接言いにくいことも、ワンクッション置いて松山さんから伝えてもらえたのでスムーズでした。私たちの要望を何でも聞き入れるのではなく、よりよいものをつくるためにプロとしてきちんと意見してくれるところも信頼できましたね」。
マンションも希望通り売却が決まり、予定どおりマイホームも完成。待望の赤ちゃんも誕生して、おめでた続きのNさん。「土地を紹介してくれた不動産会社の社長さん、マンションを売却してくれたデベロッパーさん、融資の相談に乗ってくれた銀行の友人、理想以上のプランを考えてくれた杉山さん、仕事が早い大工さん、そして松山さん。本当にいい人たちに恵まれました。最強の家づくりチームでしたね」。

山鼻の家

COMMENTらしい、くらしかなえるヒント

From くらしくらぶ From くらしくらぶ
――くらしくらぶからひとこと担当 / 松山

「Nさんは平岡ベースに来るまでにいろんな家を見て、素材のことなども熱心に調べていたので、とても目が肥えていました。普通の提案では満足していただけないと思ったので、特徴的な空間づくりが得意で提案力のある人、そのうえで現場もきちんと監理できる人がベストです。当然、コストにも関わってくるので、工務店の方には最初の打ち合わせから参加してもらって、使う資材や工期をコントロールしてもらいました。Nさん自身もコストを抑えるために設備機器の一部を自分で手配するなど、積極的に家づくりに参加しています。いい家にしたいという想いの強さが、私たちを動かしたのだと思います」

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From ARCHTECT From ARCHTECT
――建築家からひとことARCHIve 代表 杉山友和さん

「密集した住宅街に位置する敷地は、南側以外の三方向は住宅が建っているか今後建つ可能性がありました。このような環境の中で採光通風の確保を考え、2階にLDKを計画し、1階に諸室と水廻りを配しました。2階リビングは藻岩山が望めるよう角度を振り、それにより生まれたスペースがリビングに広さを与え、LDK全体にも視覚的変化を与えています。敷地に対して藻岩山からの軸線を考えることにより、リビングスペースをその軸線方向に回転させるという1つの操作を行った結果、内部空間と外観に変化を与え、内部では豊かな生活空間を、外部では街並みのアクセントとなる建物を実現できました」

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山鼻の家

DATA

  • 木造2階建て
  • 延床面積/30坪
  • 設計/ARCHIve アーカイヴ
  • 施工/新栄工建

今回お手伝いしたこと

  • ●土地探し
  • ●建築家コーディネート
  • ●工務店コーディネート

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