面倒くさい水回り大掃除の時短術【トイレ編】

12月に入り、今年も間もなく終わります。新年を迎えるにあたり、自宅をきれいにしておきたいものですよね。ですが、こびりついた水回りの汚れを目にすると、面倒くさくなってしまい、つい後回しにしてしまいがち。

 

そこで今回は「面倒くさい水回り大掃除の時短術【トイレ編】」と題し、トイレの汚れをラクに取り除く掃除方法をご紹介します。

大掃除は段取りが8割!「上から下に」に掃除する

大掃除は、段取りが時短のカギを握ります。まず、トイレ掃除の手順を確認しておきましょう。

 

1.ホコリを取る(ハンディモップ・掃除機)
2.拭く(トイレ用掃除シート)
3.便器を擦り洗い(ブラシ)

 

たったこれだけで、ラクにトイレの大掃除ができます。大掃除を始める前に、上記に必要な掃除グッズを揃えておくのも段取りのポイントです。

 

そして、掃除の基本は「上から下に」。せっかく床を掃除しても、その後に上の方からホコリが舞い落ちれば、また汚れて二度手間になってしまいます。

所要時間は20分!トイレ大掃除の時短術

では、ここからは具体的なトイレ大掃除の時短術をご紹介しましょう。目安の所要時間も記載していますので、参考にしてみてください。

 

・ハンディモップでホコリを拭き取る(所要時間7分)
1.天井や換気扇、照明器具にはホコリが溜まっています。それらのホコリを拭き取り、ついでに天井をサッと拭くとトイレが明るくなります(2分)

 

2.そのままハンディモップで、トイレの棚→ペーパーホルダー→暖房便座のコンセントプラグ→給水管(チューブ)の順に拭きます。コンセントプラグのホコリは発火の原因にもなるため、掃除は必須です。また、掃除を見落としがちな給水管の上も忘れずに。(2分)

 

3.ドアの両面を拭きます(2分)

 

4.巾木(はばき)の上を拭きます。巾木も掃除を見落としがちな場所(1分)

 

・上から床に落ちてきたホコリやゴミを掃除機で吸い取る(所要時間1分)

 

・便器の中をブラシで擦り洗う。特にフチの裏側を丁寧にブラッシング(所要時間3分)

 

・トイレ掃除シートで壁・ドア・便器・床を拭く(所要時間9分)
1.手の届く範囲の壁とドアを拭きます(3分)

 

2.便器を拭きます。蓋から拭き始め、特に手の届きにくい後ろ側や便器と床のつなぎ目部分を丁寧に拭きます(5分)

 

3.床を拭く(1分)

効率良く掃除すれば、短い時間でもトイレはきれいに!

今回の手順を参考に実践すれば、面倒くさいトイレの大掃除がたった20分で完結!

 

このように効率良く掃除すれば、短い時間でもトイレをきれいにすることができます。簡単な時短大掃除に取り組み、気持ち良く新年を迎えましょう。

 

筆者:高橋和子/掃除コンサルタント
整理収納・家事代行を手掛ける「フェリシア ラボ」代表。主婦歴25年の経験と、8回の転勤と10年間の両親の介護経験を生かして、女性の目線で「きれい収納」を提案。整理収納とエコ掃除術で日常生活をサポートしている。平成24年9月、一般社団法人日本エグゼクティブプロモーター協会を設立。整理収納・片付けの資格講座を開講中でリカレント(生涯学習)教育の推進している。テレビや新聞など、メディア出演実績も多数。■HP:http://felicia-lab.jp