実はカビだらけ?歯磨きコップと歯ブラシを清潔に保つ方法
毎日使う歯磨きコップや歯ブラシ、洗面台に置きっぱなしにしていませんか?もしかしたら、その歯磨きコップや歯ブラシはカビだらけかもしれません。
そこで今回は、歯磨きコップと歯ブラシを清潔に保つ方法をご紹介します。
歯磨きコップと歯ブラシは濡れたままの状態で保管しない
多くの家庭では、歯ブラシを歯磨きコップに入れたり、歯ブラシスタンドに立てたりして保管していますが、濡れたままの状態になっていませんか?
カビや雑菌は湿度の高いところに繁殖するため、使用後の歯磨きコップと歯ブラシは、できる限り水気を取り、乾燥させるようにしましょう。
また、ひとつの歯磨きコップや歯ブラシスタンドに家族分の歯ブラシをまとめて保管しているのもよく見られますが、歯ブラシ同士の毛先が触れ合わないように注意してください。毛先が触れ合うことで雑菌を共有することになり、そのうえ、歯周病や虫歯菌などの感染にもつながります。
歯ブラシコップも、ひとりにひとつ用意するのが望ましいでしょう。
歯磨きコップや歯ブラシは、水でしっかりと洗い流し消毒を
そして、保管方法とあわせて気を配りたいのが、歯磨きコップと歯ブラシ自体を清潔に保つこと。そのポイントは以下の3つです。
1. 毎回、水でしっかりと洗い流す
歯磨き後は、歯ブラシの根元から水でしっかりと洗い流しましょう。食べかすだけではなく、歯磨き粉が残っていても雑菌のエサになりますので入念に。コップも同様、歯磨き粉が付着するため、洗浄を怠らないようにしてください。
2. マウスウォッシュやうがい薬で消毒する
「消毒」と聞くと「熱湯消毒」を思い浮かべるかもしれませんが、歯磨きコップや歯ブラシはプラスチック製品のため、熱湯をかけると傷んでしまうことがあります。そこで、おすすめなのがマウスウォッシュやうがい薬などの消毒液です。使用後の歯ブラシの消毒液に浸し乾燥させるだけで除菌できます。歯磨きコップも同様に、消毒液でコップ全体を洗えばOK。
3. 1か月に1度のペースで歯ブラシを交換する
しっかりと洗浄していても、特に歯ブラシは使用していくうちに劣化します。劣化した歯ブラシには雑菌が増殖しやすくなるのはもちろん、毛先が広がると歯の汚れを除去できなくなります。歯ブラシは1か月に1度のペースで交換し、清潔な歯ブラシで磨くようにしましょう。
歯磨きコップや歯ブラシのカビや雑菌を防ぐには洗浄と乾燥が重要
歯磨きをする水回りは、ただでさえカビや雑菌が繁殖しやすい場所です。カビや雑菌を防ぐには、洗浄と乾燥が重要で、歯磨きコップや歯ブラシにも同じことがいえます。
口の中を清潔に保つ歯磨きコップや歯ブラシ自体もきちんとお手入れして、気持ち良く使ってくださいね。
筆者:中西直美/片付けアシスタント
平成25年、日本ハウスクリーニング協会にて整理収納清掃コーディネーター1級、認定セミナー講師を取得。平成27年3月、片付けアシストNaro(なろう)を立ち上げ、片付けアシスタントとして活動を開始。大阪を拠点に整理収納サービス、片付けや掃除に関するセミナー・講演を展開し、収納商品の企画開発にも携わる。整理収納サービスでは、本当に必要なモノだけを残し、モノを限界まで減らす片付け術で、散らかった部屋も快適な空間へと劇的に変化。また、風水を取り入れた運気アップの片付け術も好評。平成28年、関西テレビ放送「よ~いドン!」にも出演。■HP:http://kireini-naro.com/